おやすみ

2004年10月5日 恋愛
aikoのおやすみ

これはあたしの気持ちです。


あたしは彼が大好きで

忘れたりなんかできない

きらいになるなんて

かなしすぎてできない。

彼とも思い出は、

いたるところに

ぽつぽつとやわらかく灯っている。

ほほえんでしまう

かなしく胸がいたみもする。



彼との思い出は





夜、

あの坂へ来ると

彼が

あの夜景がきれいだと

そういったことは

別にだれでも言うことでも

彼の声だけは

忘れたりしない。



このさむい夜を

ふたりで歩くんだって

あたしは思ってしまっていたから。



ふたりでがんばるんだって

思っていた。



あたしが足りなかった

あたしがいけなかった。

これは本当。

いいこぶりたいわけではなくて、

これは本当。



彼の指を

まだみてしまう

期待して。

あの指輪は

今はもうないのかと。



はずしていたのは彼が先だった。

後とか先とか

時間を気にしているわけではなくて、

ただ、

彼があんなに執着していたのに、

はずしてしまうなんて。



そんな彼を見たのは初めてだった。




彼のあの手

もう一度

あたまをなでて。

もう一度

あたしの手をやさしくにぎって。

同じ指輪を

同じ気持ちでつけて

あたしのよこで

手をにぎって。


あたしは彼の腕をぎゅってする

その権利をもってて


そんなあたしでしかなかったのに。

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